小3小1 松江塾ママブロガー 茶碗の縁【初代公認】

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何も話さなかった祖父①〜桜の季節に思うこと

一昨日の職場は

我が家より30分近く電車に乗って

山の方に向かうからか

 

 

まだまだ桜が満開!!!

 

 

最寄り駅から見える、職場近くの公園は

見事な桜色でした

 

(沖縄のサトコさんに見せてあげたい!

と写真を撮りたかったのですが←勝手な使命感^^;

時間が間に合いませんでした…涙 

来年のお花見はこの公園に行ってみよう!)

 

 

でも常勤の方が言っていました

こんなもんじゃないわよって

 

 

数日前は桜の花びらで

空がピンク色に染まったって!

 

 

私は例年、

3月の後半はこの職場に行かなくて

通い始める4月には桜がもう散っていることが多いので

 

こんなに桜が咲くなんて

知らなかったのです

 

 

その日は1日、窓から桜を眺めながら

仕事をしました

 

贅沢だった ♫

 

 

新しい一年がまた

始まります!!

 

 

 

 

そして桜の季節に

いつも思うことを

 

書き留めます

 

 

 

私の地元、家の近くには小さな川があり

桜の木が植えられている

 

 

桜が満開の季節は

とてもキレイ

 

 

大好きな祖父と

桜の下

よく手をつないで歩いた

 

 

大正、関東大震災の年に生まれ

8人兄弟の長男だった祖父

 

 

 

祖父は、私が22歳の時に亡くなった

 

 

びっくりするくらい沢山の人が

お葬式に訪れた

 

 

 

そして亡くなった後に知ったの

 

 

あの川沿いの桜は

祖父が植えたんだって

 

 

 

何にも言わなかった祖父

 

 

 

自分の植えた

満開の桜を見て

 

初孫の私の手をひいて

 

 

にこにこしてたなぁ

今も思い出せる

 

 

 

そりゃ

嬉しいよねぇ

 

 

 

 

 

でもおじいちゃん

何にも言わないんだもん

 

 

 

私なら

この桜は、私が植えたんだよって

自慢しちゃうよ

 

 

 

言わなかったんだなぁ…

 

 

 

祖父はおしゃべりじゃなくて

いろいろ何にも言わないで

逝ってしまった

 

 

私も18で上京してしまったし

私が大人になってもう少し長生きしてくれていたら

 

話が聞けたんだろうか

それでも、話してくれなかっただろうか

 

聞きたい話が、たくさんある

 

 

 

 

その川沿いの桜のそばにあった牛乳工場

大きな冷蔵庫に祖父と入って

いろいろな牛乳を運び出して

 

祖父の運転する車に一緒に乗って

よく牛乳配達についていった

 

 

祖父の仕事は

牛乳配達だと思っていた

 

 

 

これも随分後に知ったこと

 

 

 

……その工場

おじいちゃんが興した会社だった

 

 

 

 

おじいちゃん

もっともっと

いろんな話聞きたかったよぅ

 

 

 

だからかもしれない

私はなるべく仕事のことも

子どもたちに話す

 

様子も見せる

連れていくこともある

 

 

たくさん話をしよう

 

 

 

でも話さなかった祖父

それがきっと、祖父の生き方

 

 

 

おじいちゃん

どこかで見てますか

 

 

ぽこすけとちゅーた

毎日やんちゃに元気ですよ

 

…会わせたかった…

 

 

 

大好きだった

私の祖父母の話

 

 

折をみて

 

 

曾孫である

ぽこすけ(小3女子)

ちゅーた(小1女子)

にも話をしているけれど

 

 

伝えたいから

続きはまた書きますー

 

 

 

もう一つ

 

おじいちゃんが話さなくて

あとから知った

強烈な話があるから・:*+.\*1/.:+

 

 

 

 

妹ちゅーたの小学校入学式

ちゅーたは写真を撮らせてくれなかったけれど

 

夫が入学式についてきた姉ぽこすけを

撮っていました

 

 

 

桜はやっぱり、いいね

 

 

 

*1: °ω°