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親業について 前編〈我が家のある朝の出来事より〉

momoさんの言語化能力が凄い

親業シリーズ

 

momoradix.com

 

 

本を読んだのみで

この実践力

凄すぎます

 

尊敬

 

 

 

私は12年前親業に出会い、

がっつり研修を受け、

親業上級講座のなんたらの認定もいただいているのに

 

いろいろ思うことあれど

言葉になかなか出来ず…

(ナツさんも、凄い)

 

 

親業、興味ある方はぜひmomoさんの記事

たくさんありますのでご覧下さいませ

(momoさん、体調おだいじになさって下さいね。)

 

 

 

でもひとつ書いてみます

 

 

 

 

これは、下書きに入りっぱなしになっていた

ある日の私の記録

 

 

 

・・・・・・

ある朝

家の幼稚園のお支度の引き出しの前で

 

 

下の娘、

ちゅーた(年長女子)が怒鳴った

 

 

「幼稚園に履いていかない靴下なんだから、

ここに置かないでよ!!」

 

 

 

そして、この前買ったばかりの

まだ封も開けていない新しい靴下を

遠くに投げつけた

 

 

 

朝の忙しい時間

 

母、私はモノを投げるな!!!と怒り

 

 

 

ちゅーたは大泣きした

  

 

 

「ちゅーた悪くないもん!!

ママのせいだ!!」

 

 

私、母は激怒

 

 

 

人のせいにしないでよ

なんで投げるの?!!

 

靴下かわいそう

投げちゃうなら、

この靴下いらないね(没収)

 

 

 

「やだーーー返して!!!」

泣いて怒って飛びついてきたけれど

 

私は、意地でも返さなかった。

 

・・・・・・・

 

 

こんな、朝の風景。

 

ひどいなぁ

 

 

 

さて、どうしよう。

 

 

 

 

ここで、いろいろな対応があると思います。

 

 

 

 

案① 子どもがごめんなさい、って言ったら

靴下を返す

 

 

→子どもは、「とりあえず謝ればいいんだな」と学んでしまう

 

 

 

案② これはその前に、だな

 

 

子どもが靴下を投げても

「もー全くしょうがないんだから」で終わらせる

 

 

→子どもは、「投げてもいいんだな」と学んでしまう

 

 

(普段から「モノを投げない、大切にする」と伝えていたら、

逃してはいけない、と私は思う。

ブレちゃダメ。)

 

 

怒っているのに、ほっとかれた悲しさもあるかも。

逆に、怒っても気にされないか、とあきらめの境地もでるかも。

 

 

 

案③ 一呼吸おいて、行動をまっすぐ見る

状況把握「行動の四角形」

 

 

〈怖い顔をして、イライラして怒鳴り

靴下を投げた〉

 

 

 

投げたくて、投げているのかな……

 

 

……違うよね

 

買ってもらってあんなに喜んでた靴下だもん

投げたくなんて、ないよね

 

 

 

と私、母が気づけば

 

(忙しかったり、疲れていたり

余裕がなかったら、ムリです。

この時は、私は一呼吸おくことが出来た。)

 

 

声のかけ方は、変わる

 

 

 

 

 

急に怒って靴下投げるからびっくりしたよ。

 

 

これ、買ってもらって嬉しかった大事な靴下だよね

 

 

大事な靴下、投げたくなっちゃうくらい

嫌な気持ちだったの??

 

 

 

 

あ、分かってくれた、

って思う時

 

子どもは、ものすごく表情が変わる

 

 

 

そして、泣きながら

 

話し出す

 

 

 

 

「投げたくないのに投げちゃったの

 

いやなきもちだったの

 

 

朝ごはんの時

とー と まま ばっかりしゃべってて

 

ちゅーたは仲間はずれだったから悲しかったの」

 

 

 

 

そうだったんだ……

 

 

とー(夫)とまま(私)ばっかりお話ししてて

さみしくなっちゃったんだね。

 

 

話してくれてありがとう。

 

 

 

分からなかったよ。

 

ごめんね。

 

 

 

「うん」

 

 

こういう自分の気持ちを話せた時

子どもはふえ〜〜って、気持ちがほどけたように泣く

 

 

 

そしてスッキリして

自分の悪かったところも、素直に認める

 

 

 

母も、話してもらえて

気付く。

 

 

 

お話してくれたから

分かったよ。

 

 

モノは大切に、投げないで欲しい

言葉で教えてね

 

 

それも伝えることが出来ました。

 

 

 

☆あと、小さい子に多いですが

どうしても「投げたくて」投げる子もいます

(投げちゃダメって言われても

例えば、にやにやしてモノ投げる)

 

これは「投げる」という動きが足りていないかも

「発散したい」の表れかもしれない

 

投げて良い場所、投げて良いモノ

ポイポイする遊びなど

「発散」させてあげる 又は

「投げる」という動き、遊びを沢山させてあげるなど

「投げる」欲求を満たしてあげることは必要かと

 

 

 

momoさんの記事にも

親業を実践して、お子さんたちが、

 

「スルスルと話すようになる。

今までだって、おしゃべりな子どもたちなのに、何かが違う。

私を離してくれない。」

 

 

って言葉がありましたが、

これ、親業の良さだと思います。

 

 

 

続く。

次回は、親業への愚痴、編(笑)