小3小1 松江塾ママブロガー 茶碗の縁【初代公認】

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考える脳みそを鍛える

松江塾に入塾した最初の頃は、

ぽこすけ(小2女子)は、よく泣いていたものだった。

 

「終わりましたー!」の声に焦り

難しい問題があると、

「やだ!こんな問題!やめる!」

と癇癪を起こしていた。

 

母はうんざりして、あぁしんどいと思い、

うーん、泣くまでのものをやらせるのもどうなのか??

と自問自答しつつも、

やっぱり乗り越えられるはずだし、

乗り越えて欲しいと願い、

 

でも夏を過ぎて、

他のことでもあまり癇癪を起こさなくなり、

 

前頭葉が発達してきたのだろうか。

夏前は、大きいイラ虫がいたんだって。

でも、う◯ことし◯こと一緒に流れたそうだ。

触覚のない小さいイラ虫はまだお腹のあたりにいて

時々上がってくるのだそうだ。)

 

授業でも、難しい問題に出会っても

怒らなくなってきた。

 

ただ、まだ難しい問題にも、

向き合ってしっかり取り組む、

というところまではきていない。

 

横目で見る感じなことが多い。

(前々回の授業は、問題が解けなくて悔しくて

大泣きしたけれど。あら、それって成長なのかしら。)

 

難しい問題に出会い、

あ、分からないや、と思うと、

意識身体、全部蓋をしてしまうようなところもある。

貝になって、パタンと閉じちゃう。

知らん顔。

 

きっと、分からない、と分かるのが怖いのだ。

 

 

松江塾の授業では、

真島先生が授業の中で、

問題の取り組み方、向き合い方他について

 

毎回ことばを変え、

手を替え品を替え、角度を変え、

 

何度も話して下さっていると思う。

そういう話が、とっても有難い。

 

ぽこすけもなんだかんだ聞いているし、

私も折りに触れて話に出す。

 

 

いきなり上を見上げて

え、こんなの無理、分かんない

ってなっちゃう人

 

はーい!

 

 

「分かんない」って言って、

脳みそが本当に「分かんない」

って方向に進んじゃう人

 

はーい!

 

 

分かんない、って思ったら、

その後の解説も聞けなくなっちゃう人

 

はーい!

 

 

要は切り替えだ。

小さい頃から、気が短い上に

気持ちの切り替えもとっても苦手なぽこすけ。

 

でも、最近ぽこすけは、ちょっとずつ気づいている

「分かった!」

って閃きが、気持ちがいいこと

嬉しいこと

考えたら、分かるかもしれない、ってこと。

 

例えば、しばらく前の授業の、掛け算の問題、

最初「分かんない」って言ったけど

 

じゃぁ、ママもやろ、って覗き込んだら

結局、ぽこすけの方が、閃き抜群で

ご満悦だった

(私は老化の一途なんだろうか

いやいや、負けないわ)

 

 

分かんない、って思ってもいいよ

壁を見上げて「分かんないやつ」だ

認識するのは大事だと思う

 

こいつ、分かんないやつ

正体の分かんない、不安な嫌なやつがいたら

(名前をつけようよ、と誘っている)

でもお前、どこか分かるところがあるはずだ

手がかりを見つけて正体を暴くんだ!

 

分かるんだ、って気持ちを切り替えるんだ

 

「分かる」のカケラを探して

「分かる」方向に脳みそを使うんだ

脳は、言葉に騙されるって

「ぜったい、考えたら分かるぞ!」

分かる方向にいってくれる

 

 

真島先生が、考える脳みそを鍛える

という話をして下さったことがある。

 

階段を一個ずつ作るんだ、って

階段を順番に一個ずつ登っていったら

その分厚い高い壁の上に辿り着くのだ

そこは経験

 

今、ぽこすけは一生懸命

考える脳みそを、鍛えているんだ

 

 

あとは、嫌いな人も

何度も顔を合わせると慣れる

親しみがわいて仲良くなるらしい

 

問題もきっとそう

だから、日々の積み重ねは大事なんだろうね