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小2のピアノ奮闘記

ぽこすけ(小2女子)は、ルーティンの人である

ルーティンが良い方向に働くこともあるが

たいていは、頑固で困ることが多い

 

多分、とっかかるのが怖いのだと思う

きっと安心できる場所と時間を確保したいのだ

 

今、7歳のぽこすけ

ルーティンの人なんだな、と気づいたきっかけは

ピアノの練習の取り組み方

結局それはお勉強や他のことでも同じ感じ

ぽこすけのピアノ歴について記してみる

 

ぽこすけは、小さい頃から、音、歌や楽器、音楽が好きで、

2歳前後〜3歳では、壮大なピアノ弾き歌いをしていて、とても面白かった

「あわてん、ぼうの、さんたくくろすうぅぅぅーー!!!!」

絶叫パンクなクリスマスソングを熱唱していたり、大変素晴らしかったのに

いざ年中くらいで、「フツーに座って楽譜を見てピアノを弾くのもやってみようか」

という段階になった時、突然、拒否をした

 

別に難しいことをするわけでもない

自由に鍵盤を触って遊んでいたようなものの延長

でも、少しでも決まっていることがあるのがイヤ

「間違う」かもしれないことがイヤ、怖かったのだと思う

鍵盤に向かえるまで3ヶ月以上かかった

(面白いから、もうずっと遊んでいれば良いやーーと私は思っていたのだが

幼稚園で鍵盤ハーモニカで、鍵盤を教えられてしまった。)

 

…そして、ぽこすけのピアノ練習は、1日、1曲、夕飯後に1回だけ弾く

というルーティンが出来上がった

とにかく夕飯の後、のみ

1日1回。出来なくても、1回。1回だけ。

 

それでも年中の頃だったか、

ピアノを始めて間もなくの頃に、発表会に出ることを決めてしまい、

記憶にあるのは本番10日前…

ねぇ、1日1回だけ、ってことは、本番まで10回しか弾かないってこと??

むーりーでーしょー

と思った記憶。結局、どうしたんだっけなぁ。

 

それでも、親子の攻防を経て、

小2の今は、基礎練習を除くと曲の長さにもよるが1日約3曲、

1曲につき3回ずつ、と回数は増えた。

(そういえば8月の最後の松江塾の後なんて絶好調で、初めて自分で「4回弾く!」

になったのだった、ちょっと感動したのに、体調不良でどっかに行ってしまった。)

 

夕飯の後に練習する、は変えてくれず、

休みの日などは、暇な日中にやってくれよ、と思うのだがムリ。

ただ、私が夜いない日などでも、自分で練習するくらいには、定着しつつある。

 

練習これだけでも意外と上手になるもんだなぁと驚きもある。

ただ、びっくりですよ、我が子が、こんなにピアノを弾かないとは。

ピアノをがっつり弾く子なら、集中力、根気、分析力その他…

勉強する素地が出来ると思っているが

ほんと弾かない我が子。……素地、なぁ。。。

 

でも今年の春の発表会は自分で弾きたい!と決めた曲がちょっと大きい曲だったから、

年始2ヶ月は、少しは練習したかな。(発表会当日の朝に仕上がった。)

1回だけは朝練もしていた。ただ母が大変疲れたので、ちょっと懲り懲り。

 

とにかく、新しいことが出てくると、拒否。

間違いなく簡単なことでも、知らない!出来ない!となる。

いちいち劇画タッチなのだ。背景にざっぱーーーんて波背負って

私きっとできないの…よよよ… 

とにかく、不安、怖いらしい。取り組めない。

だから、できるって!!と、なんとかかんとか取り組ませて、すると

「…あれ。出来るねぇ。」

だから出来るって言ったでしょーー!!!

という繰り返し…

勉強でも、新しい単元をほんと、怖がる。

でも昔よりは、取り組めるようになったかなぁ。

 

がっつりまとめて練習する子もいると思う。

でも、ぽこすけの場合は、まとめてやることは、今のところ、ない。

なるべく毎日休まず、コンスタントに取り組む方が、

本人にとってストレスがないと思っている。

間があくとそれだけ取り掛かるストレスが大きくなる。

 

そして驚異の集中力のなさ。

ピアノ1回終わるたびにふわふわと動き、ままーーと寄ってくる。

まっすぐすすめば10分で終わるものを、どれだけ時間がかかっているんだ。

ほんと、信じられない。

そう考えると、勉強の方がぽこすけは、まだ向いていると思う。

勉強する時の方がまだ、集中している。

 

下の子ちゅーた(年長女子)は、その点、自然。

いつでもひょいとピアノを弾き、そんなに難しく考えないから

すっと出来て、すっと練習も終わらせて、

ひょいひょいと上手になるのです。

お得な、ザ次女。

今朝、小学校中学年くらいでやる曲見せたら、あっという間に読んじゃったよ。

集中力も根気も、比較的ある。

下の子はあっという間にねーねに追いついちゃいそうだったから

最初、ピアノはすすめなかった。

でも、ねーねがやっていることはやりたいんだよね…

 

多分、妹ちゅーたは勉強もひょいってやるんじゃないかなぁ。

不安にもならないから、特に心配しなかったかもしれない。

ちゅーたが上の子だったら、小学生のうちは塾なんて考えもしなかったかも。

 

でも、面倒くさい姉ぽこすけは、弾けるようになれば、

我が子ながら、気迫のある良い演奏をするのです。

全身を上手に使って、とても印象的な演奏をする。

ずるいなぁ。

とにかく音楽は本気でやっていくといろいろ大変だから、楽しめているならこれで良いか、と思っている。

 

ぽこすけの楽譜の読み方を見ても、勉強は好きなのかなと思う。

楽譜を見て、仕組みを自分で整理し理解しながら読む。

曲を弾いていても、

「これは誰が作った曲?どこの国の人?いつ生きていた人?」

曲の背景や、歴史や、作曲家について自分から気になって仕方ない。

音楽史に惹かれるようだった。

とても面白いなと思った。

向いていることをやっていくのが、何よりだと思う。

でもフォローがいる、なので松江塾。

 

今日は、新しい曲を、珍しく癇癪おこさず、ひとりで一生懸命、譜読みしていた。

小さな、でも大きな成長を感じる、嬉しくなっちゃう。

ね、いい曲でしょ。

上達の秘訣は、やめないこと。ちゃんと積み重なっていくから。

続けるんだ、楽しくね。